こんにちは!
創研Bizセミナー事務局担当となりました、山下と申します。
陽が落ちる時間もどんどん早くなり、
日に日に寒さが厳しくなってまいりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて、今回はISO9001ってなんなの?そもそもマネジメントシステムって?
など、今さら聞けない『ISO9001のイロハのイ』について、
少しお話させて頂ければと思います。
『ISO9001』って?
ISO9001とは「品質マネジメントシステム」のことを指しています。
品質を向上させ、よりよい製品を造るすべての「仕組み」についての規格です。
「品質」と聞くと、ものづくりに限定して考えられがちですが、
サービスの質を保ち、向上させるというという見方をすれば、
ありとあらゆる業種において、この「仕組み」は大いに有効です。
簡単に言えば
お客様に提供する、製品やサービスの品質そのものを向上させ、
お客様の満足度も向上させちゃおう!
という、仕組みを「ISO9001」と位置付けています。
何か物を製造していないと認証が取れない規格なんだ…
ということではなく、
それぞれの企業がもつ、製品やサービスに合わせて
それぞれの「品質マネジメントシステム」を運用していくことができます。
「品質マネジメントシステム」はあらゆる分野において適用できる、規格の一つです。
そもそも『マネジメントシステム』って?
また知らない横文字が出てきたよ…とお思いの方もいらっしゃるかもしれません。
私自身も横文字はニガテなので、一緒に紐解いていきましょう。
マネジメントシステムとは、
直訳すると「管理体制・管理方式」となります。
ISOにおいては、
「組織の目標達成を実現するために、組織を管理するための仕組み」のことを指しています。
やみくもに目標達成を目指し、組織として活動するのではなく、
組織全体として、数値に基づき方針を定め、達成までのプロセスを振り返れるよう
きちんと管理する「仕組み」ということですね。
そしてISOのマネジメントシステムには、仕組みを構築するのに欠かせない
「PDCAサイクル」というワードが登場します。
『PDCAサイクル』とは?
「仕組み」っていうけど結局、具体的にはどういう仕組みなの?
という疑問が出始めている頃ではないかと思います。
ここで解説させて頂くのが「PDCAサイクル」です。
PDCAサイクルとは、
・Plan(計画)
・Do(実行)
・Check(評価)
・Action(改善)
を繰り返すことによって、継続的な業務の改善を促す、「仕組みづくり」のための「枠組み」です。
Plan(計画)⇒Do(実行)⇒Check(評価)⇒Action(改善)と枠組みに沿って目標達成のために活動し、
Action(改善)を経てまた、Plan(計画)へと繋いでいく…
このPDCAサイクルを繰り返すことによって、業務の改善や組織全体の意識など向上を実現できる!というわけです。
ISO9001では、製品やサービスの「品質」という部分に着目し、
PDCAサイクルに基づいて「仕組み」を構築していきます。
出来上がった仕組みでPDCAサイクルをどんどん回して、製品やサービスの質を上げ、
企業自体をよりよく成長させていこう!という運用に繋げることができます。
PDCAサイクルに基づき「仕組み」を構築し、しっかりと運用することで、
企業にとってよりよい形で、ISO9001を活用することができるのです。
いかがでしたでしょうか。
今回は『ISO9001のイロハのイ』として、
最初に耳にするワードをピックアップして、お話させて頂きました。
ISO9001の「このワードってなんだろう?」という疑問が少しでも解消されていれば幸いです。
日本語にすればそういう意味なのか、という発見もあったかもしれません。
今回ご紹介したのは、『ISO9001のイロハのイ』
超入門編としては良かったけれど、
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