スタッフブログ

「ISO14001」て何?ISO認証取得したら会社にとって何かいいことあるの?

皆さんこんにちは!掃部関(かもんぜき)と申します。
引き続き読んでくれた方ありがとうございます。
このブログを通してISO認証について初めての方から聞いたことあるけど、詳しくは知らないから少し知識として知っておきたいって方と一緒に学んでいきたいと思っています。その他にもさまざまな認証だったりいろいろな情報を発信していきたいと思ってますのでどうぞ最後まで目を通して行ってください!

皆さんGoToトラベルキャンペーンはご利用されましたか?期間はいつまでかご存じですか?
GoToトラベルキャンペーンの期間は、2020年7月20日(水)から2021年2月1日(月)チェックアウトまで、日帰りの場合は、2020年1月31日(日)帰着のものとなっております。
国内旅行限定で、宿泊、日帰り旅行の50%相当額を支援してもらえます。内訳は旅行代金の割引が7割(35%)と旅行先で使える
地域共通クーポン3割(15%)合わせて50%となっております。
私も先日、急いでHISに行き旅行の予定を立ててきました。1月に京都・大阪に行く予定です。
年に1、2回は旅行に行くのですが、前回は2月に北海道に行ってきました。
友達と美味しいものが食べたいねという話になり冬真っ只中の北海道へ、なまら寒かったー(笑)
しかし食べ物は、寒さを忘れてしまうほど美味しくお昼は海鮮丼、夜はジンギスカンとラーメン最高でした。
夜ご飯を食べた後は「シメパフェ」というなのものを初体験、北海道の文化で、食事やお酒を飲んだ後に締めにパフェを食べることです。
最近では東京の方にもお店があり浸透しているみたいですが、北海道が発祥らしいです。

 

 

 

真冬の北海道はとてつもなく寒いですが、その寒さも雪も楽しめるし、美味しい料理もたくさんあるので是非GoToトラベルキャンペーンが使える機会で行ってみては?
旅行会社さんも混んでいますので、旅行検討中の方はお早めに!

さて話がだいぶ反れてしまいましたが、本題に入りまして今回は「どうやって認証取得するの?」「ISOって取得して何の意味があるの?」ってところにフォーカスして以下に簡単にまとめてみました。

ISOの認証取得したいんだけどどうしたらいいの?

今後うちの会社でもISOの認証取得して信頼性を上げて取引先をもっと増やしていきたいんだけど、どうすればいいいの?
ISOの認証取得するには手順がありますので、今回はISO14001(環境マネジメントシステム)を例におおまかな流れを話していきたいと思います。

ISO14001を取得するためには、数ヶ月~数年の期間が必要といわれています。
その期間に社内の体制を整えたり、運用のためのシステム構築をしなければなりません。

  1. 社内体制の見直し
    ISO取得する前にISO取得するための専門チームを作り、そのチームを筆頭に社員全員で、ISO14001をよく理解し
    活動していく
  2. 環境方針の設定
    現在の業務の中で環境問題影響していることを整理し、現在自社が達成すべき目標を立てます。
  3. マニュアル作成
    設定した目標を達成するために、細かい作業内容のマニュアルを作成します。
    マニュアル化することで、社員が一律に内容を把握して活動に取り組むことができます。
  4. 運用開始
    マニュアルを作成したら、実際に業務の中にマニュアルに沿った活動を組み込みます。
    実際に運用してみて初めて気づく問題点や改善点があるため、開始後の数ヶ月程度はテスト運用としてマニュアルの調整期間にあてることが一般的です。マニュアルの運用は、認証取得後も認証を維持するために続けていかなければいけません。
  5. 運用状況の確認と問題点の解決
    マニュアルの運用を続けていくうちに、業務に支障がでたり効果が見込めなかったなどの問題点が発生します。
    問題点解決することでマニュアルをよりよいものに改訂し、スムーズな運用がされているかの確認をしなければなりません。目標設定から問題解決までの一連の流れをPDCAサイクルといい、ISO14001取得・維持をするためにはこのサイクルを回し続けることが必須条件です。
  6. 審査機関による文書・現地審査
    活動を続けている中で、一定の期間内で審査機関からの文書調査と現地調査があります。
    設定した目標やマニュアルがISOの基準を満たしているか、実際に活動が実現されているかなどを審査します。
    審査に通過すると、ISO14001が取得できます。

ISO認証取得していいことあるの?

ISO認証取得するまでにやること多いし、時間もお金もかかるし認証取得していいことあるのって思いますよね??
そうなんです。あるんです!
細かい部分は規格によって変わってくると思うのですが、全体的なメリットをお話しします。
まず一つ目は、「信頼を得やすくなる」です。
認証取得すると外部に公表できるので、HPに載せたり名刺に載せたりすることで、新規、既存の取引先相手から信頼を得ることができるのです。私が思うにこのことが一番のメリットだと思うし、取得する価値があると思いますね。
例えるなら、会社・企業版の資格とか免許だと思えば分かり易いかもしれないですね。
二つ目は、「組織のシステムが明確になる」です。
ISO認証取得するまでの工程で、規格の規定に沿った各組織のマニュアルだったりを作成します。
マニュアルを作成することによって、担当者が変わったり、退職してもそのマニュアルがあれば誰がその仕事をしても効率よく安定した業務を行えるようになるのです。
新入社員、中途社員を採用した場合は、マニュアルがあればスムーズに業務に取り組むことができると思うのでとても大きなメリットになると思います。

逆にデメリットもあります。資料、マニュアルを作成するまでに手間がかかってしまうという問題も発生してしまいます。
それは、ISO認証の業務として分けてしまうとメインの業務と2重になってしまい大きな負担になってしまいます。
うまく現状の業務と組み合わせながら進めてかないとISO認証取得する意味がなくなってしまいます。
ISOをよく理解し認証を取得する目的を明確にすることが大切です。

ISO14001って何?

最後に上の例えで出てきました「ISO14001」について簡単に説明致します。
ISO14001(環境マネジメントシステム)は、製品の製造やサービスの提供など、自社の活動による環境への負荷を最小限にするように定めた仕様書です。ISO14001を取得すると、地球環境へ配慮した組織/企業活動を行っていると国際的に認められます。
会社で環境方針と目的を定めて環境マネジメントシステムという仕組みを構築する必要があります。
マネジメントシステムがわからないかたはこちら
例えるならば、家庭でから揚げや天ぷらを作った時の油はどこに捨ててますか?そのままキッチンに流してませんか?
そのままキッチンに流してしまうと下水処理で浄化するために必要な水の量が増えて環境に悪影響を与えます。
捨てるなってのは無理だと思いますが、固めるタイプや吸わせるタイプの油処理剤を使って悪影響を抑えることはできます。
そういったことを組織、企業で行い地球環境への配慮を考えて行くのがISO14001(環境マネジメントシステム)なのです。

今回はここまでにして、次回は今回少しでてきました「PDCA」について詳しく発信できたらと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!

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