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企業も働く人もみな健康に!?ISO45001とは何か

このブログを読んでいただきありがとうございます!皆さんこんにちは!ISO絶賛勉強中の三浦と申します。
引き続き見ていただいた方!ありがとうございます!
今回はISO45001についてお話していこうかと思います!これからも記事を通して、ISOなどのマネジメントシステム周りの基礎知識を皆様と一緒に学んだり、それらにまつわる情報発信を行っていければと思いますので、ときどき覗きに来てくださいね!

さて、ハロウィンが終わったばかりですが、全国のテーマパークはすでにクリスマスの装いしているようですね!毎年この時期になると「気が早くない?」と思うのですが、外の冷たい風を感じると「確かにもう秋ではなく冬だな、クリスマス気分になるのもおかしくないかも」と妙に納得してしまいます。

気が早いと言っておきながら、先日我が家でもクリスマスツリーを出してしまいました笑

 

11月も半ばではありますが、東京の最低気温が6℃台という寒さに冷え込むのは3年ぶりだそうです。そしていよいよ大気の乾燥も目立ってきましたよね。この冷えと乾きのダブルパンチで新型感染症の第三波も始まって来ているとの見方もあるようです。

しかも年末のイベントは軒並み中止が検討されているとのこと。仕方がないとはいえ、仕事なんかののストレスの行き場もなくしてしまいますよね。
そんなこんなで体調を崩しがちなこの季節、「もっといい職場環境なら頑張れるのにな~」なんて思ったそこのアナタ!その想いをきっかけにして、ぜひ御社でもISO45001の導入を目指してみませんか??

 実はISO45001は、できたての規格!

ISO45001は、労働安全衛生マネジメントシステムの国際的な規格として2018年に誕生したもので、45001という数字が表す通り新しい規格です(45001番目に作られたわけではありませんが、簡単にいうと数字が大きいほど後に出来た規格になります)。

大元として、イギリス国内で1996年に生まれたBS8800という規格があります。この規格を発展させてISO規格化する動きは当時ありましたが、要求事項などがすでに他のマネジメントシステムにも織り込み済み(※)だとして、直ちに発行すべきというわけではない、という結論に至っていました。

※仮にISO9001を例に挙げると、品質管理を運用するための「人員・機械の管理」「作業プロセス」などに対する要求事項を満たしていれば、自ずと労働環境も良くなるよね。というスタンスです。

しかし、技術の進歩によってより便利になんでも簡単に行える社会になった反面、一つのミスで働く人へ命に関わる大きな損害が発生する機会も増えている状況を鑑みて、改めて世界各国から労働安全衛生マネジメントシステムの国際規格化が望まれることになります。そこで1999年に生まれたのが、ISO45001の前身ともいえるOHSAS18001でした。このOHSAS18001の認証数が世界的に増加し、ISOの規格として定められるべきという意見の高まりを受けてISO45001は誕生したというわけです。

経営者側から見てコスパが良くても、扱いにくく危険なものでは労働者は安心して使えません

 

 OHSAS18001はどうなる?

前身のOHSAS18001の発行から約20年が経ち、意思を受け継ぐかたちで2018年にISO45001が発行されることとなりましたが、前身であるOHSAS18001は一体どうなるのでしょう?

結論からいうと、OHSAS18001の効力は失効します。

約20年の間認証が行われ認知され続けていた規格ですから、取得された企業も数多くあるかと思います。せっかく取っていたのに意味なくなっちゃうの?と思った方、安心してください!移行期限(2021年3月12日まで)内に認証移行を行えば新しくISO45001の認証を得ることができます。

「そんなことになってたの!?今すぐ移行のために教育し直さなきゃいけないけど、どうしよう…」と思った方はこちらまで!

  結局なんなのISO45001

ISO45001の成り立ちと移行期限についてまとめてきましたが、タイトルのような「企業も働く人もみな健康に」ということは何か、簡単に説明していきたいと思います。

上記したような話の流れからしても、労働安全衛生マネジメントシステムは事故防止のような安全面の管理のみだと受け取りがちです。ですが、このISO45001の認証が活きてくる企業は、なにも危険の伴う現場作業の仕事を扱う企業だけではありません。

このマネジメントシステムでは「働く人」(幼稚な言い方に見えますが意味があります)の健康についても言及があります。つまり、すべての働く人が安全かつ健康に過ごせるような企業づくりの指針という意味でもあります。

「安全かつ健康」というキーワードを簡単に掘り下げてみると、長時間労働で発生する可能性のある事故についても対策を講じなくてはISO45001の要求事項は満たせませんし、職場の人間関係でのストレスによる疾病も予防できるよね、という考え方になります。

目標として、「メタボ社員0!」「受動喫煙0!」「毎月の時間外労働20時間以内!」など具体的に定め、達成に向けてPDCAサイクルで改善していくような流れをつくり、働く人の安全衛生を高めていくイメージです。

どこかで聞いたような話だと思いませんか?そうです。まさに今推し進められている、働き化型改革の理念と少なからず共鳴している国際規格なのです。つまり、簡単にISO45001を取得している企業を説明するのならば、「今の時代の働き方に沿ったホワイト企業です」といっても差し支えないといえるでしょう。

健康な企業運営で、健康な社員を育てる。その足掛かりになるのが今回ご紹介したISO45001でした。ぜひこの機会にISO45001の取得を目指してみませんか?

今後もISOなどについてブログで発信していきますので、また見に来てくださいね!

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