まずISOとは一体なんなのか？

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ISO39001認証取得
コンサルティング

まずISOとは一体なんなのか？

ISOとは、スイスのジュネーブに本拠地がある「国際標準化機構（International Organization for Standardization）」のことです。頭文字を取った略称で「ISO」と呼ばれるんです。

そもそもこの国際基準化機構とは何を決める場所かといえばその名の通り世界の「標準（規格）」を決める組織です。例えば、案内標識、長さ、時間、コンセントなど標準を決めておけば世界のどこへ行ったとして、言葉が通じなくとも標準化したものがわかれば生活ができたり、緊急の時でも対応できたりと不便なく過ごせたりするのです。

様々なISO規格があるなかで、組織の品質管理活動や環境保全活動を管理するための仕組みについて制定される規格のことを「マネジメントシステム規格」と呼ばれており、下記で説明する「ISO〇〇〇〇」もその規格の一つです。（呼び方はアイエスオー（ISO）キュウセンイチ（9001）やイチマンヨンセンイチ（14001）など数字は漢数字で言います）

つまりISOを認証取得することにより、企業にとってメリットが生まれます。前述した通りISO規格とは国際規格なのでISOの認証は第三者機関によって厳しい審査が行われます。つまり取得していれば厳しい審査項目をクリアしたという信頼性の高いマネジメントを行っているということになります。

では「ISO39001」とは？

「道路交通安全マネジメントシステム（Road Traffic Safety Management Systems）」通称「RTSMS」です。道路交通事故による死者数や重大な負傷者の削減を目標とした規格です。乗客貨物輸送、自動車の設計製造、道路の設計保守、駐車場を有する施設、通学時に道路を使う塾や学校など様々はな企業、組織、国、地方自治体が対象となっています。1995年の年間の交通事故死者数が15,147人に対し2020年の年間の交通事故死者数が2,839人と25年前に比べるとかなり減ってるのがわかります。2012年に発行されたISO39001も一役買ってるかもしれません。一刻も早く交通事故が無くなりますよう祈るばかりです。